資産運用

FXにおける損切は必要経費と考えてみる

損切できないか、損切しない初心者FXトレーダーが多くいますが損切をビジネスにおける必要経費とした考え方を持つことにより、損失を限定的に抑え利益を大きく伸ばしていく戦略的な考え方が身に付きます。

FXにおける損切を経費とした考え方

口座資産50万円からFXトレードを開始

【リスクリワード1:2】でトレードを5回行った結果

  • 10万円の勝ちが3回(30万円の総売上)
  • 5万円の損切が2回(10万円の経費)

トータル収益20万円(20万円の純売上)

「30万円勝ったのに10万円負けてしまった」と考えるのは初心者FXトレーダー達の感想です。利益を狙いにくなら損失リスクがセットであるということはFXに限らずどのビジネスでも同じです。勝てるトレーダーは損失リスクがある事を前提とした上で、勝ったり負けたりを繰り返しトータル収益を上げていきます。


損切しないトレードは基本的にNG

為替相場は全てが不確定要素に包まれています。絶対に上がる下がる等の100%とされる確実要素はありません。ただし高確率で上がるか下がるかの優位性を見つけることはできます。勝ち続けるトレーダーは確率の高い方向にエントリーを仕込み、確率の高い方向に利幅を伸ばし確率の低い方向に損失幅を狭くします。

すると勝ったり負けたりしながら資産が増えるのは必然的です。

例外的にトレーダーの中にも特殊な資産管理方法を用いて損切しない戦略で利益を上げているケースはありますが、FXの基本と本質を理解していない初心者にはオススメしません。


含み損は現在の口座資産残高・損切は利確

仮に口座資産10万円の内5万円の含み損を抱えていたと仮定すると、それが今現在の口座資産残高であり自分の口座資産残高は5万円であると認識するのが正しいです。決して損切確定しなければ資産が溶けたことにはならないと考えるのは間違っています。

損切を行うということは利確と同定義であり、もうこれ以上の資産の増減をストップさせる行為という認識が正しいです。

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