テクニカル分析やファンダメンタル分析の知識が皆無な初心者FXトレーダーは面白おかしい程に損失を被ります。そしてテクニカル分析やファンダメンタル分析を勉強したとしても面白おかしい程に損失を被ります。
不思議に思うでしょう。
FXは単純に考えれば勝ちも負けも確率は2分の1な筈だから・・・。
特にプロスペクト理論が勝敗の大部分を占めると思ってください。極論ですがテクニカル分析やファンダメンタル分析は僅かなトレードの優位性を導くだけです。
プロスペクト理論による損失の影響を知る
自分がプロスペクト理論により大きな損失を日々被っているかどうかを簡易的に判断する方法があります。必要なのは普段のトレード戦績のデータです。
MT5を利用している方であればチャート上から右クリックすると、自分がチャート上どの部分でエントリーして決済したのかを矢印で表示してくれます。尚、MT4には標準装備されていない項目なので、MT4を使用している方であればネット上から類似のカスタムインジケータをダウンロードすることによりエントリーポイントと決済までを矢印で示してくれるインジケータを拾えるかと思います。
このことの結論は、FXの基礎知識を持っている負けているトレーダーも、FXの知識が無いトレーダーも共通の末路を辿ります。
私ががあなたのトレード履歴を見なくてもエントリーポイントのみ情報があれば今頃は大損をしているだろうと把握できます。
勝ち組に入るためにプロスペクト理論の逆手をとる
- 利は小さく損が大きい=損を小さく利を大きくする
- 利確までの時間が早いが損失は時間をかける=損失は早いが利確は時間をかける
- 損失時はナンピン=利益時はピラミッティング
他にもプロスペクト理論による行動の逆行動を多数思いつくことができますが、そこは思考力を養うためにも私が思いつく限りの全てを書き込むつもりはありません。